私のストーリー
🎸🍷 松本勝樹 物語
― 音楽と料理が繋いだ人生 ―
福岡県久留米市。
夜の街の片隅に、小さな灯りをともす「和イタリアン架月」があります。
カウンターに座れば、香ばしいオリーブオイルの匂いと、昆布出汁のやさしい香りが同時に鼻をくすぐる――
その厨房に立つのが、
私、**松本勝樹(まつもとまさき)**です。
けれど、今の私からは想像もつかないかもしれませんが、
18歳の頃まで、私は料理人というより、音楽に生きる人間でした。
🎤 バンドマンとしての青春
10代の頃、仲間たちと結成したバンド「Vulgar Venus」。
博多のライブハウスに立つと、ステージライトの熱が頬に当たり、
客席のざわめきが一気に波のように押し寄せる。
ギターを手にすれば、全身がアンプと一体になり、観客の歓声が心臓を直撃するようでした。
音楽は、ただ楽しいだけじゃない。
仲間とぶつかり合い、迷い、悩みながらも、
最後には一体感で包まれる――
それは、のちに料理の世界で仲間と厨房に立つ感覚に、どこか似ていました。
🍳 料理人への転機
バンド活動を休止した頃、
父親の営む屋台「武ちゃん」のアルバイトを始めたのがきっかけで、
料理の面白さに惹かれていきます。
包丁の刃が玉ねぎを断つ音、フライパンでオイルが踊る香り。
全席のお客様を盛り上げ、喜ばせている親父を見た瞬間...
ライブとは違うけれど、人の五感を揺さぶる表現が、ここにもあったのです。
俺もこんな食というエンターテインメントを仕事にしたい❗
18歳で本格的に料理の道へ。
東京・恵比寿の高級店では、中・洋・伊、ジャンルを超えて腕を磨きました。
一皿にかける集中力、タイミングの緻密さ――
それは、楽曲を作り上げる作業にも似ていました。
🌊 逆境と再生
地元に戻り、20年以上、飲食の現場を走り続け、
和イタリアン架月を立ち上げた後も、
数えきれないほどの試練に出会いました。
集中豪雨で店は浸水し、電化製品は壊滅。
コロナ禍では営業制限が続き、売上は激減。
さらに、自身の体調不良や闘病――「健康」という当たり前が、どれほど大切かを骨身に染みて知りました。
その経験が、今の私の料理の軸をつくりました。
「安心して食べられる料理こそ、人を支える」
という信念です。
🥬 架月の一皿
無農薬野菜、無添加調味料、無添加食材。
塩や化学調味料をできる限り使わず、出汁や野菜の旨味で仕上げる。
食べ終えたとき、体が軽く、心が温かくなる――
そんな一皿をお届けすることが、架月の使命です。
料理は、音楽と同じです。
素材(音)を組み合わせ、
香り(リズム)を重ね、
味わい(メロディー)を奏でる。
一瞬で心を掴み、記憶に残る
「ライブ」のような時間を、テーブルの上で創りたい。
🌙 これからの夢
私の夢は、久留米から全国へ、
“体にやさしい和イタリアン”
を広めていくこと。
食で人を元気にし、笑顔を増やすために、これからも挑戦を続けます。
音楽のステージは、今は客席フロアや厨房へと変わりました。
けれど、想いはあの頃と同じ――
あなたの「美味しい」という歓声を、全力で受け止めたいのです。
今「和イタリアン架月」は、
CampFireでのクラウドファンディングに挑戦しています(ง🔥Д🔥)ง
皆様の応援ꉂꉂ📣とご協力をよろしくお願い致します✨
https://camp-fire.jp/projects/852771/preview?token=rtlkb39p&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show